自然を守ることの勉強 [勉強タイム]

最近、少し田舎の辺りを車で走ると
あちこちで太陽光パネルを見かけます。

全国的にメガソーラーや風力発電の設備が乱立しています。
阿蘇の外輪山の現在の画像を見られたことがあるでしょうか。。。

阿蘇外輪山3.jpg

世界に誇る景勝地がとても残念な姿になっています。

近隣の田舎でも、使わなくなった田畑に
たくさんのパネルが並んでいるのを見かけます。
この土地はもう死んでしまって使えなくなるとか…

「再生可能エネルギー」という美しい言葉で宣伝されますが
土地は再生可能ではなくなるなぁ。。。

自然破壊や電磁波・有害物質による健康被害の問題、
およそ20年後にはゴミとなり廃棄の問題など
(ほとんどの事業者が廃棄時の対策を立てていない等)

心配な要素がいっぱいです。

私は、自然が壊れるということは
人の身体や心も壊れるのと同じことだと考えているので

とても気になっている問題。

先日、広島市西区区民センターで行われた、
日本熊森協会の講演に行ってきました。

講師は、日本熊森協会会長の室谷悠子氏。
室谷氏は、自身が中学生の時
日本の森や野生動物が危機的な状況にあること、
クマが棲む豊かな森を失えば、島国である日本は水源を失うことを知り
大きなショックを受けて
同級生や理科の先生であった森山まり子氏と共に
クマの絶滅阻止活動を展開し
大学生になったときにみんなで「日本熊森協会」を結成。

活動を通じて
自然保護団体の中にも法律の専門家が必要と考え
弁護士資格を取得。
初代森山まり子会長からバトンタッチして
第2代会長に就任。
弁護士事務所に所属しながら
ボランティアで熊森協会の活動をされています。

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山を切り開くことで、そこに住む動物が里に下り
事故へとつながったり殺処分されたりしています。

クマは九州ではすでに絶滅、四国では絶滅寸前の状態だそうです。

また大きな土砂災害につながり
人間にとっても大切な水を失っていくことになります。

山に棲む動物たちは
そこに生息することで生態系を守り
森を育て豊かに循環させています。

日本は豊かな森に恵まれてきたからこそ
豊かな水とともに生活ができていますが

今、それが外国資本に狙われ
目先の利益のために買い占めが進んでいます。

海外では、自国籍がないと土地などを買うことができない法律があるそうですが
現在、日本にはないので買われ放題…

知らないうちに日本ではなくなっていく…

山の生態系が崩れると
海の生態系も崩れていく…

この熊森協会では「里山トラスト」という、
山を買い取り守る、という活動も全国でされていて
広島でも吉和と安芸太田町の2か所が確保されているそうです。

確かに近隣のダム湖や川の水位が下がり
水不足状態になっているのを見かけます。

壊すのはすぐですが
森が再生するには100年単位が必要です。
じわじわと壊されていることに気付かなくては…

2年前に屋久島を訪れた際、
自然の豊かな生命力はものすごい時間をかけて作られていき
循環していくものなんだと、肌で感じた体験をしました。

その循環の中には
もちろん人間も含まれるので
自然を壊すことは自分の首を絞めているのと同じこと。

IMG_1795.jpg

全国のあちらこちらで地元の人が立ち上がり
太陽光パネルや風力発電の設置を阻止できた例もあるそうです。
行政にまかせっぱなしや動きを待っていては遅いけど
自分たちが動いていくことで守っていくことができるのだと思います。


こういった活動そのものを知らなかったし
太陽光パネルや風力発電の弊害もしっかりと知ることができて
とても勉強になりました!

今後の行動につなげていきたいと思います。


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